数奇屋造りについてSukiya-zukuri Architecture
滞在に趣をそえる
美しい数寄屋造り建築をご紹介いたします。
当館の数寄屋造りの建物は、とある実業家が1985年から3年の歳月をかけて建てた迎賓館です。
名工 木下孝一棟梁によるもので、国内外の建築愛好家からも注目をされています。
「時代の流れで消えつつある日本文化の様式を残してほしい」という施主の願いのもと、多くのゲストを迎えるにふさわしい格式あるしつらえが施されました。
日本家屋の美を極限まで追求した質素でありながら美しい佇まいを、ぜひご体感ください。
エントランスEntrance
「今日の宿はホテルだったはず…」と、思わず確認をしたくなるような、空間です。土や木など素材そのものと、さりげなく配された北欧家具との調和も見どころです。
香りはこの建物のイメージにあわせて、地元の調香師が作りました。この香りに迎えられると、「帰ってきた」と感じていただけるエントランスです。
ラウンジLounge
ラウンジ、ダイニングルームは、かつての迎賓館としての姿を彷彿とさせます。
ラウンジは応接間として使われていた空間で、海に面したダイニングに繋がるテラスが印象的。
宿泊棟を増設する際に設えた水盤は海と一体化して見え、空の色や月の光が美しく映り込みます。天井や床、欄干などに使われた様々な木材も見どころのひとつです。
特別室Premier Suites
自然との調和を重んじ、自然の素材を大切にする数奇屋建築。
その魅力を存分に感じることのできる特別室「梅の間」「松の間」は、専用の庭を含めて140㎡以上の贅沢な空間を持つスイートタイプの客室です。
寝室にはベッドをしつらえ、畳敷きの居間は掘りごたつにするなど、快適な滞在のための工夫もされています。